元気な赤ちゃん

脳や神経の病気(2)

前回に引き続きまして、脳や神経の病気についてご紹介しますのでぜひ参考になさってください。

 

てんかん
・てんかんは、原因がはっきりしておらず100人から200人の割合で発症すると言われており、脳の神経細胞が異常に興奮するために起こります。
症状としては、軽いものから意識がなくなり倒れるものまであり症状は異なります。
治療としては、抗けいれん剤の服用が中心となり長い時間に渡って内服しなくてはなりません。
日常では、規則正しい生活を心がけ精神の安定も保つようにして刺激を避けましょう。

 

脳性まひ
・運動障害を起こす病気で、原因としては脳の障害が考えられます。
最近では、生まれた時の体重が1500g以下の低出生体重児や極低出生体重児の脳性麻痺の割合が増えつつあります。
症状としては、発達段階に応じた動きができず、物をつかめないなどの遅れがみられます。
ですが、早い時期から機能訓練を受けることで運動能力は改善されます。

 

精神発達遅延
・これは知能の発達に遅れがみられる状態のことを言います。
IQによってわけられ100を標準とすると、50?70は経度、35?50は経度となり、20?35は重度と分類されます。
症状として共通していることは低い知能で、病気や異常による症状としてはダウン症や脳性まひが挙げられ、後天的なものでは嘔吐発熱けいれんなどの症状が挙げられます。
治療としては原因がわかっている場合はその治療が最優先となります。
知的障害がある場合は、その子供に応じた対処をして成長を見つめていくことが重要となります。

 


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