元気な赤ちゃん

脳や神経の病気(3)

今回も赤ちゃんの脳や神経の病気についてご紹介していきますので知識として覚えておきましょう。

 

髄膜炎
・病原微生物の感染によるもので、髄膜が炎症を起こす病気です。
種類としては、ウイルス感染によるウイルス性髄膜炎や細菌感染による細菌性髄膜炎、細菌感染で重症になりやすい流行性髄膜炎などがあります。
共通している症状としては、頭痛や嘔吐や発熱などです。
ウイルス性の場合は1週間ほどで回復しますが、細菌感染の場合はてんかんなどを引き起こす可能性もあり重症の場合は後遺症も残ってしまいます。
入院が必要となることもありますし、回復しても赤ちゃんの体力や抵抗力はかなり落ちていますから無理をさせず、ママは気を引き締めて経過観察しましょう。

 

急性脳炎
・脳に炎症が起こる病気で、原因はウイルスや細菌と言われています。
よく知られている脳炎のひとつに、日本脳炎が挙げられます。
日本脳炎は蚊を媒介として感染するもので、重症になると命にかかわります。
治療法がないために、予防が重要となっています。
他には、風疹や麻疹の後に脳炎を起こす場合もあり、この場合知能障害や運動障害などの後遺症が起こることもあり大変危険な病気です。
症状としては、発熱や嘔吐などでけいれんも起こします。
数日で回復するものの後遺症が残るといった最悪のケースもあります。
このような事態を招かぬように、予防接種を忘れずに受けることをお勧めします。
赤ちゃんにとってママの知識が命にかかわる事態から救うこともありますので、日頃から知識を増やしておくことをお勧めします。

 


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